精子濃度が低い「乏精子症(oligozoospermia)は、精子の運動性が低下している「精子無力症(asthenozoospermia)」と形態不良精子の多い「奇形精子症(tera rozoospermia)」を伴っていることが多い。

そこで、この3つを総称してfoligoasthenoteratozoospermia syndrome (OAT症候群)」と呼ぶことがある。

これらの多くは、精子をつくる機能に何らかの問題がある『造精機能障害」と考えられる。

その原因には、精索静脈瘤やホルモン分泌異常(低ゴナドトロピン性性腺機能低下症)などがある。

しかし、原因が特定できないことも多く、実に男性不妊全体の約70%が原因不明である。

※原因不明でも子どもは望める

医師から、原因不明と診断されたら、「俺の精子では子どもは持てないのか?」と思うかもしれないが、決してそうではない。

精子の数が少なくても、卵子と出会って受精すれば、妊娠の可能性はある。

それを手助けするのが「不妊治療」である。

不妊治療は、いわば「よい精子が卵子と出会いやすくする対策」でもあるのだ。

ところで、精液検査をした結果、「基準値よりも精子が少ない」と医師に告げられたら、少なからずショックを受けるだろう。

しかし、通常は1回だけの検査で「男性不妊」と断定することはない。

もしも、あなたが1回しか検査をしていないのであれば、再度検査をしてもらうか、男性不妊に詳しい泌尿器科を訪ねて射精はメンタル面と大きく関係がある行為。

その日の体調やヴィトックスαで勃起した時、または採取時の緊張などして,その精液を検査してもらうのが望ましい。

また,医療施設の検査方法によっても数値が違ってくる。

誤った不利な方法で精液検査を受けて、不名誉な記録を後世に残すごとはないではないか。

何ごとも知らないことは罪である。